窪塚洋介の好きな作品まとめて見た
池袋ウエストゲートパーク(IWGP)
2000年にTBSで放送されたドラマで、窪塚の言わずと知れた代表作である。
窪塚は池袋のカラーギャングG-BOYSのリーダー(キング)を演じた。
このドラマをきっかけに、B-BOYファッションが流行し、日本中に広まるきっかけとなった。
独特のしゃべり方、非常に残忍かつサディスティックでイかれたキャラクター。
暴力と独特のカリスマ性で不良達をまとめあげる役は、当時の若者達の間で絶大な支持を得た。
一度見てしまったら絶対キングのマネをしたくなるはずだ笑。
GO
2000年に講談社により発売され、 直木賞を受賞した小説を映画化。
窪塚は在日韓国人とし日本に産まれ、差別やマイノリティに苦しむ主人公の「杉原」を演じ、日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を史上最年少で受賞した。
父親に叩きこまれたボクシングで、朝鮮学校時代の悪友とケンカや悪さを繰り返す日々を送る杉原は「民族学校開校以来の馬鹿」と言われ、クズのレッテルを貼られる。
在日韓国人と言う事も相まって差別を受け、けんかや非行に明け暮れる日々で、柴咲コウ演じる「桜井」と出会う。
親友のジョンイルが殺された事で杉原は傷つき、桜井に助けを求め、自分が在日である事を告白する。
しかし、桜井は杉原が在日である事実を受けいれる事が出来なかった。
差別と戦い、もがきながら幸せに向かって生きていく青年のものがたりだ。
ピンポン
「鉄コン筋クリート」や「ナンバーファイブ吾」等の作品でも知られる漫画家「松本大洋」の原作を映画化し、空塚は主人公のペコを演じた。
卓球=地味。
と言うイメージを覆した、青春ど真ん中のスポコンムービーである。
窪塚が演じるバカで変人な卓球少年ペコと、ARATA演じる無口で一切笑わない男スマイルが卓球を通して成長していく。
ペコと幼馴染のスマイルはいじめられる度にペコに助けられ、ペコの事をヒーローだと信じているが、そんなペコの実力を超えてしまう。
ペコはそれからもう一人の幼馴染で、卓球の名門、海王学園に通うアクマ(大倉孝二)や、元上海ジュニアユースのチャイナに破れ、失意のまま卓球から離れ、堕落した日々を送る。
そんな中、スマイルは卓球部の顧問、小泉(竹中直人)の元メキメキと力をつけていく。
ペコも堕落した日々から、卓球道場タムラのオババの元、修業を重ねー念発起を図り、 夏のインターハイが幕を開ける。
また、曲中歌やエンディングを手がけた「スーパーカー」の楽曲が絶妙に作品とマッチしているのも見所だ。
脱力感とハイテンションを繰り返す独持な世界観を見事に演出した。
「努力は才能を超える」
そんなメッセージが強く込められた作品だ。