東京から岩手まで下道で行って見た Part.3
快晴の田んぼ道を走らせます。
昼間はいいものの、夜になったらここがマジで地獄です。
街頭一つ無く、車のライトのみを頼りにひたすら峠道を走らせなきゃいけません。
桜が咲いていました。
東京産まれ東京育ちの僕からして見れば、5月に桜が咲いていると言うのはとても奇妙な光景に思えます。
峠道を走っていると、狸や鹿などにちょくちょく遭遇します。
これも東京育ちの僕からすれば奇妙な光景です。
そんな福島から4時間ほど、何となく行こうと思っていた岩手県の「浄土ヶ浜」に到着しました。
浄土ヶ浜は岩手県宮古市にある海岸で、三陸を代表する景勝地の一つであります。
今回なんと無く岩手に決めたと言いましたが、昔からリアス式海岸に行って見たいと言う思いがありました。
と言うのも僕は中学生の時、床屋に行くお金をもらえず髪の毛を自分で切っていました。
しかし不器用な僕は毎回失敗して、毎回前髪がギザギザになってしまい、友達に「前髪リアス式海岸」と呼ばれていました。
だからです。
はい。
岩手県宮古市リアス式海岸!浄土ヶ浜が最高のロケーション!!
と、まあ、ようやく目的地である岩手県に到着しました!
そしてこの「浄土ヶ浜」がめちゃめちゃいい場所でした!
とにかく、まあ、海が綺麗ですよね!
そして何やらブラついてると、ボートで青の洞窟巡りが出来るとの事。
流石に一人でボートに乗り込むのは‥
否!!!!
ここまで来て何を迷っている!!!
て、事でソロ青の洞窟巡りを決行しました!
1500円で出来るというのも決め手になりました。
お金を払って待つ事10分程
名前を呼ばれたのでボートに乗り込みます。
8人乗りのボートで、船員は5人家族と、カップルと‥
座る位置に困る!!!!
と、まあ、僕が先に座ってしまってはカップルが離れ離れに座ってしまう事になるので様子を見てと‥
3人の子連れのパパママの隣に座り込みました。
ボートが出発すると、後ろのカップルと、前の子供達がはしゃぎ出します。
そんな中僕は遠い目をして、コバルトブルーの海とウミネコを眺めました。
次は誰かと来てーな‥
そんなこんなで青の洞窟に侵入します!!
溶岩で出来たこの洞窟の先は光り輝く青の世界!!
キャー!テンションぶち上がりー!!!
ほい!
あんま写真撮ってなかった!笑
なんか一人でパシャパシャ写真撮るの恥ずかしくて‥
こっそり撮ったこの一枚だけ
みんなオレが人気ブロガーなんて知らないもんなー
取材だからあくまでも!
なんて心の中で思いましたがどうもはばかられました。
うん!
写真じゃ全然伝んないけどめちゃめちゃ綺麗だったよ!!
あー、あと個人的にこの青の洞窟ソフトがめちゃめちゃ美味しかったよ!!
そんな訳で一度浄土ヶ浜を後にするも、キャベ太はここである事に気付きます。
もしかしたら夜は星がめちゃめちゃ綺麗なのではないか!!?
ロマンチストキャベ太、ここまで来て夜空を見ずに帰る訳に行きません。
そんな訳で適当にブラブラして夜にまた舞い戻って来ました!
朝とは打って変わって静けさが増します。
海が輝いていた浜辺は誰一人おらず、街頭も無く真っ暗でした。
しかし、空を見上げてみると予想的中!!
燦然たる星が輝いていました!
もちろんカメラには映りません!
インスタ映えしない本物の美しさがそこにありました。
ここでキャベ太思います。
近年インスタだとか、SNOWだとかが、ブームになっていてみんな写真を一生懸命加工しています。
しかし!肉眼で見たものが全てではないのか!?
画面ばかり覗き込んでその瞼に景色を焼き付ける事を忘れてしまってるのではないか!?
見返したデータフォルダが全てSNOWで加工した物ではその思い出は嘘になってしまうのでは無いか!?
だから一言言わせてください!
みんな想い出までSNOWで加工すんなよ!
はい!
そんな訳でこの日の夜は近くにあったビジネスホテルに泊まりました。
ネカフェ民の僕からしたら贅沢ですが良しとしましょう。
ホテルにあったサウナが超最高でした。
そしてみんな一人旅の最強の醍醐味が何か知ってますか!?
そう!ビジネスホテル一人飲み!!
なんなんだろうこのワクワク感!
田舎のしけたビジネスホテルで適当にテレビを見ながら、しけたつまみを食いながら飲む事の最高感たるや!!!
これこそ真の一人旅の醍醐味なのでは無いだろうか!?
なんか段々と楽しくなって来ました。
あとは一泊して帰るだけです。
4へ続く

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