メンヘラ彼女に振られた悔しさをバネにヒッチハイクで全国を旅した話 6日目 (博多〜山口)

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6日目

 

4日目の夜僕らはネカフェで宿泊し、5日目を別行動で過ごしました。

僕は博多の友達に会いに行き、稲川は1人で寺巡りをしていたとの事です。

しかしどちらも疲れ切っていたのか、結局お互い観光らしい観光をせずに夕方にはネカフェに戻ってきてもう一泊、宿泊し6日目の朝に博多を出発しました。

 

稲川がラクダに乗りたいと言うので次の目的地は鳥取に決めました。

この日はその年1の猛暑となり、強い日差しが肌を刺しました。

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インターの前まで親子が乗せてくれました。

助手席に座っていた青ちゃんと言う可愛い女のと、キングスライムとハンカチを交換しました。

とても喜んでいました。

タカヒロさんからもらったキングスライムが青ちゃんの宝物になればと思います。

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今まで旅を共にしたキングスライムとお別れを告げると、少し寂しい気持ちに襲われました。

しかしそんな事よりマジでインターの目の前と言うか、料金所の目の前で降ろされてしまいました。

流石にこんな所でヒッチハイクをする訳には行きません。

と言うかこんな所に人が立っていてはいけない様な気がします笑

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僕達はとりあえず脇道を使って料金所の前から脱出しました。

 

しかしこの後一向に車は止まりませんでした。

高速に乗りそうな車が多くいて、ヒッチハイクをしやすそうな場所が全く見つかりません。

ヒッチハイクポイントをひたすら探している内に日は暮れ始めました。

 

結局また青ちゃんママに降ろしてもらった料金所前に戻って来ましたが、今度は料金所のおじちゃんに注意されました。

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しかし、おじちゃんに全然車が捕まらない事を愚痴ると「古賀SAウェルカムゲート」と言う徒歩で入れるSAがあると教えてくれました。

そんなSAがあるとは知りませんでした。

ここから徒歩で3時間程です笑

ヒッチハイクの難易度は場所によって全然異なります。

この周辺でヒッチハイクをしても埒が明かないと判断した僕達は古賀SAまで歩く事を決心し、重たいリュックサックを背負いました。

 

 


 

稲川にナビをさせ古賀SAまで歩く道中、段々と明かりが消えていき、田んぼ道になって来ました。

明かりは一切なくなり、辺りは暗闇に包まれました。

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スマホのライト無しでは何も見えません。

カエルの鳴き声と、謎の鳥の鳴き声だけが響きます。

段々と行く手を草木が阻み、道とは言えない道に変わって来ました。

 

「本当に道あってんの?」

僕は稲川に何度もそんな事を確認しました。

 

「もうちょいのはずなんだけど」

彼は答え、僕達は恐る恐る道無き道を進んで行きました。

 

「うわー!」

前を歩く稲川が叫びました。

 

「どうした?」

僕が聞くと

 

「なんだどんぐりか。」と彼は答えました。

 

「お前その見た目でどんぐりにビビるんじゃねーよ!」

 

段々と険悪なムードが漂って来ます。

 

道無き道をかれこれ30分程歩いたでしょうか

 

「あっ!」

僕達は立ち止まりました。

行く手を樹木が阻み完全に行き止まりになっていました。

 

「おいなんだよー!」

思わず愚痴がこぼれました。

 

「すまん戻ろう。」

稲川が小さな声で言いました。

 

「ワオーン」

どこからともなく、野犬の遠吠えが聞こえて来ました。

 

僕達はそそくさ来た道を引き返しました。

 

結局1日がかりでも博多から出る事が出来ませんでした。

 

 

6日目、福岡県博多市にて終了。

 

 

世界の中心で親指を立てる

世界の中心で親指を立てる

 
あの日、僕らは旅へでた。

あの日、僕らは旅へでた。

 

 

7日目へ続く。 

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